Sa-Sz
◆SDメモリーカード
Secure Digital memory card
各種メモリーカードの中でも最も小さなタイプの1つで、サイズは32×24×2.1mm。過ってデータの消去を防ぐためのライトプロテクトスイッチが付いている。ピン端子は9本、データ転送速度は最高で10MB/秒。8MB〜512MBなどの容量のものが製品化されている。1999年にSanDisk社、松下電器産業、東芝の3社が共同で規格化した。miniSD(21.5×20×1.4mm)という世界最小クラスのメモリーカードも市販されている。miniSDは2003年にSanDisk社が発表した規格で、携帯電話でも使えるようにSDメモリーカードを縮小したもの。ただしライトプロテクトスイッチは無い。ピン端子は11本と2本多いが、SDメモリーカードのスロットでminiSDを利用するためのアダプタも市販されている。

◆SECAM
Systeme Electronique Couleur Avec Memoire
旧フランス植民地の各国、ブルガリアなどの東欧、ロシアなどで主に使われているテレビ放送規格。こうした国々では、テレビ放送の場合は SECAMとPALをサポートし、デジタル・ビデオカメラとDVDプレーヤーはPALだけをサポートしていることが多い。こうした国々に向けてAdobe Premiereでムービーを編集したりDVDを作成する際のプリセットはPALを設定する。→PAL、NTSC

◆Shockwave
Macromedia Shockwave for Director
「ショックウェーブ」と読む。米国Macromedia社が開発した技術。同社のマルチメディア・オーサリングソフトのDirector(Macromedia Director)でアニメなどを配置したタイトルを作り、これをShockwaveでウェブに展開できる。再生はブラウザでおこなう。Shockwave未対応のブラウザには、プラグインやActiveXコントロールで機能を追加する。Shockwaveのファイルは、圧縮されていない通常のDirectorファイルに.dirの拡張子が付き、Afterburnerで圧縮されたファイルには.dcrが付き、プロテクトが掛けられたDirectorファイルには.dxrが付く。Shockwaveムービーの専用コマンドとしてLingoがあり、いくつものムービーを次々と再生するなどの実行環境を提供する。なお、Macromedia社は2005年12月にAdobe Systems社により買収された。

◆SLR
Single-Lens Reflex camera
一眼レフカメラの略称。→DSLR

◆S/N比
Signal-Noise ratio
信号とノイズのレベルの比。デジタルカメラではS/N比が良好なほど高品位な写真を撮影できる。

◆sRGB
-
色の表現方式のひとつで、デジタルカメラでは標準的な色空間。→カラーマネジメント→色空間→Adobe RGB

◆Sビデオ
Separate Video / Super Video
ビデオ信号をルミナンス(輝度)とクロミナンス(色)の二種類の信号に分離して高品位なビデオを転送する規格。Sビデオ信号を転送するポートはS端子とも呼ばれている。


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