Ra-Rz
◆RAW
raw
料理してない生の状態を意味するrawがそのままデジタルカメラのデータ記録形式の名前になった。「ロー」または「ロウ」と読む。RAWのメリットは、撮像素子からの生出力を記録するためJPEGの画質よりも多くの情報量を記録できることにある。非圧縮RAWと圧縮RAW(記録に時間がかかるが約半分のファイルサイズになる)の2通りのモードを備えているデジタルカメラもある。RAWデータ記録方式に特化したデジタル一眼レフカメラもあるが、一般に普及しているのはRAWとJPEGの両方に対応している機種である。RAWとJPEGの同時記録が可能なカメラもある。RAW画像はコンピュータと専用ソフトによる“現像”という処理を必要とする。“現像”の際に色温度やコントラストを調整できる。かつてはRAW画像を撮影したデジタル一眼レフカメラの専用ソフトがなければRAW画像を見ることも編集することもできなかったが、現在はAdobe Photoshopシリーズなど一部の画像処理ソフトがRAWのサムネイル表示機能を持っていたり、RAW対応のプラグインを組み込むことで現像・補正をおこなうことができるようになっている。

◆RGB
Red Green Blue
赤・緑・青の3原色。→sRGB、Adobe RGB、CMY


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