8章 ドイツ: 菩提樹のルート・ロイヴェリク


ルート・ロイヴェリック
 ルート・ロイヴェリック Ruth Leuwerik (1924年4月23日〜)は戦後のドイツ(当時は西ドイツ)を代表した国民的大女優である。声楽家としてあまりに名高いディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ Dietrich Fischer-Dieskau の二番目の妻としても知られている。映画「菩提樹」(Die Trapp-Familie 1956年)と、続編の「続・菩提樹」(Die Trapp Familie in Amerika 1958年)にマリア役で出演し、数々の劇中歌を少年少女たちとともに唄った。。映画「菩提樹」と「続・菩提樹」には、映画「野ばら」に主演したミヒャエル・アンデ(ドイツのバート・ヴィースゼーで1944年10月5日に生まれた)が出演、美声を披露している。なおルート・ロイヴェリックは「王様とわたし」や「めぐり逢い」に主演した女優のデボラ・カーとよく似た風貌である。そして。映画「菩提樹」は、後年、ジュリー・アンドリュースが主演する米国ハリウッド映画の「サウンドオブミュージック」にリメイクされた。

1956年の映画「菩提樹」(Die Trapp-Familie )

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1958年の映画「続・菩提樹」(Die Trapp Familie in Amerika )

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