2章 イギリス: 妖精パッツィの大胆な恋 |
パッツィ・ケンジット パッツィ・ケンジット( Patsy Kensit )は、八番目の謎という意味のバンドグループ「エイスワンダー( Eighth Wonder )」のボーカルである。「 I'm Not Scared 」(モンマルトルの森: わたしは怖くない)が1988年のポップス第一位だった。パッツィの兄のジェイミー(ドラム)がリーダーである。パッツィは映画俳優としても知られており、ハリウッド映画「リーサル・ウェポン 2」にも出演している。この映画では可愛い乳房を見せて最後は怖がらずに殺される役を演じた。 こちらにステージの彼女が。黒いレザーの衣装がトレードマークである。
黒いレザーの衣装がトレードマークのパッツィ・ケンジットが I'm Not Scared を歌う
ボニー・タイラー ボニー・タイラー(Bonnie Tyler)。個性的なハスキーボイスで失恋の心を歌う「 It's A Heartache 」(愛は哀しくて)が大ヒットした。1978年の発表だが、30年以上にわたりファンたちから愛され続けた。
It's A Heartache (愛は哀しくて)
ペトゥラ・クラーク ペトゥラ・クラーク(Petula Clark)が歌う ダウンタウン Downtown が大ヒットした。
ペトゥラ・クラークが歌う Downtown
ダスティ・スプリングフィールド ダスティ・スプリングフィールド(Dusty Springfield, 1939年4月16日 〜 1999年3月2日)はロンドンに生まれたソウル&ポップス歌手である。多くのヒット曲があるが Yesterday When I was Young (帰り来ぬ青春)が聞く人々に大きな衝撃を与える。フランスのシャルル・アズナブールが作詞・作曲した「帰り来ぬ青春」は、シャーリー・バッシーら多くの男女歌手たちによって歌われているものの、この曲に関してはダスティ・スプリングフィールドには遥かに及ばない。1994年にがん宣告を受けて5年間闘病生活を送ったが、1999年に59歳で他界した。
ダスティ・スプリングフィールドが歌うYesterday When I was Young
加えて「この胸のときめきを You Don't Have To Say You Love Me」もダスティ・スプリングフィールドの魅力を感じさせる。
メリー・ホプキン メリー・ホプキン( Mary Hopkin )は1969年にフランスで収録した「悲しき天使 Those Were The Days」でその名声が知られる。「悲しき天使」で彼女が言いたいのは、女性が本当に必要としているのは「愛」なんだということだった。
メリー・ホプキンの「悲しき天使」(1969年フランスで収録)
サラ・ブライトマン サラ・ブライトマン( Sarah Brightman )は英国ハートフォードシャー州バーカムステッドで1960年8月14日に生まれた。「オペラ座の怪人」や「キャッツ」に出演して名声を得たミュージカル俳優でありソプラノ歌手である。彼女は、イギリスのロック・バンドのプロコル・ハルムの1967年のデビュー曲「 青い影 "A Whiter shade of pale" 」を歌うと、ソプラノ歌手としての顔を一変させ、異なる魅力を開示する。
青い影 "A Whiter shade of pale"
キャサリン・ジェンキンス キャサリン・ジェンキンス(katherine Jenkins)は英国ウェストグラモーガン州で生まれたメゾソプラノ歌手である。2006年の秋、来日した彼女は昭和女子大学で岩村力が指揮する新日本フィルハーモニーをバックに、平常とは全く異なる崇高な表情で「シネマパラダイス」(Cinema Paradiso)を歌い、至高のラブソングを神と日本国民に捧げた。
キャサリン・ジェンキンス が 「シネマパラダイス」 を歌う
キリスト教徒のキャサリン・ジェンキンスはイエス・キリストを讃える歌「 Hallelujah 」(ハレルヤ:主を誉め称えよ)も唄う。
キャサリン・ジェンキンスの Hallelujah
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